有名なスタイルガイドである『シカゴマニュアル』。
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Wikipedia:『シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル』(The Chicago Manual of Style)は、シカゴ大学出版局から出版されているスタイルガイド。アメリカ合衆国の代表的なスタイルガイドのひとつ。
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改訂が比較的頻回で、ありがたいと思う一方、少し不経済だなと感じたり、場所を取るなと感じたりするのですが、それでもついハードカバー版を購入してしまいます。
今回の改訂版(2024年)のカラーに着目したい・・・。
なお、シカゴマニュアルは長く赤色が定番。

水色になったときには馴染みがなさすぎて、カバーを外したい衝動に駆られていました。

水色から濃い目の青色に変わったときも、なんだか悲しい・・・と思っていたのです。

今回はなんとイエロー。
届いたらその鮮やかなカラーにとても驚きましたが、黄色はテンションの上がる色だからでしょうか、早々に自身の仕事スペースに馴染んで、手触りもマットで心地良い。

シカゴマニュアルは例文が一般的であることから、科学技術系の内容である別のスタイルガイドをこれまで好んできましたが、今回の「シカゴ」には心をつかまれています。
仕事が楽しくなる、とても嬉しい買い物でした。
私はAmazon Kindleにもいくつかスタイルガイドを入れていますが、それらは検索に最適。
シカゴマニュアルはKindle版がないので(オンライン版はあります)、IBM社のスタイルガイドやGregg Reference Manualの最新版をKindleにて持ち歩いて活用しています。
TEAJ(ティージェイ:日本テクニカルイングリッシュ協会・技術英語とシンプル英語のノウハウを広めたい趣旨で立ち上げた団体)での表記のセミナーが今週末の開催となりました。
■『わかりやすい和文・英文技術文書作成のための表記法』
日時2025年3月15日(土)10時~12時
第1部 仲田 尚央(なかた なおひろ)
10時00分~10時50分
日本語の表記法
第2部 中山 裕木子(なかやま ゆきこ)
10時55分~11時45分
英語の句読点
第1部の仲田先生のパートでは、日本語の表記法をざっと学ぶことができます。
事前資料を見せていただき、私はカタカナ語の長音表記をどうするかいつも迷うので、指針を教えてくださり早速勉強になりました。
私が担当させていただく第2部では、次のような表記の要点をざっとおさらいします。
【略語】【ピリオド】【コンマ】【コロン】【セミコロン】【エンダッシュ】【エムダッシュ】【ハイフン】【エリプシス(3点リーダ)】【括弧】【数と単位】
加えて、【1文が長くても読み易くする】といった内容も扱います。
次のような事前の穴埋め練習問題やリライト練習問題(一部画像でここに掲載)を行ってきていただけると、より効果的に学んでいただけます。


お役に立てる情報を提供できるよう、そして土曜日の朝の勉強をお楽しみいただけるよう、頑張らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。